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「人艱不拆」がわからないならアウト!2013年人気急上昇ネット流行語 (3)

 評論家「新ネット流行語は時代の軟弱性の表れ」

 こうした人気のネット流行語を毎日のように使い自然と口から出るようになっているネットユーザーが、「言葉は進化しており、常に新しい言葉は生み出されているのは、当たり前のこと」だと感じるのも無理はない。だが、彼らも反感を持っていないものの「このような文化的でない文字の組み合わせは成語とは呼べない」ものであり、「粗悪で無用なものとして排除」すべきだと考えているようだ。

 先日発表されたペンネーム・毛尖さんによる「スルーしてはいけない」という一文には、人気のネット流行語に対する個人的な考えが書かれていた。

 毛尖さんは「人艱不拆」を例にとり、この種のネット流行語は軽薄な文化を代表するもので、ネットでよくみられるだけでなく報道機関でも常用されるようになっていると説明、ネット流行語からイギリス映画の「クイーン」に至るまで自分の考えを披歴して「流行語も英国女王も、すべてのこの時代の軟弱性を表しているものだ」と述べている

 毛尖さんによれば、すべての新出流行語の構造には法則があるという。ぼんやりとした雰囲気をどれほど伝えられるか、風刺半分流行り半分で、こうした流行語を把握していないとひどい疎外感を味わうことになる。「新人類の若者と毎日付き合っている私が、こういう流行語を知らないとはとても言えないでしょう」と漏らす。

 専門家「流行語が残るか否かは時代の検証次第」

 2012年発行の第6版「現代漢語詞典」には「給力」(注*「すばらしい、何とも言えない」の意)など3000以上のネット流行語が収録された。こうした新出のネット流行語はこれから世の中に残るだろうか。

 北京大学中国語学部の漆永祥教授は取材に答え、これらの流行語の流行り方や影響力と大きく関係しているという。言葉の成り立ちは時代の淘汰から生き残る過程で、一つの言葉が伝え続けられるかどうかはその言葉の持つ生命力による。「今、ネット上のこうした流行語をどうにかしようと気をもむ必要はない。時代の検証に耐えられるかどうかだけを見ていけばいいだけだ」と述べた。(編集EW)

 「人民網日本語版」2013年8月15日

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