「人艱不拆」がわからないならアウト!2013年人気急上昇ネット流行語
最近、また新しいネット流行語が注目を集めている。「十動然拒」、「火鉗劉明」、「喜大普奔」……どの「成語」も字面からはその意味を図りかねるが、読み解けばなるほどとうなずけるものばかりだ。重慶晨報が伝えた。
実際はわかりやすいネット流行語
ネット流行語はほとんど常套句を短縮して書かれており、読みにくく意味がさっぱりわからないものが多い。だが、ちょっと言い換えてみれば理解しやすいものだ。たとえば「火鉗劉明」は「火前留名」(注*人の投稿が人気が出る前に自分の名前を残しておく)という意味で使われている。ネットユーザーたちが打ち間違えた文字を正すのがおっくうだ(入力ミスによるもの)。ネットの掲示板などにたわいもないことを書き込むときに「火前留名」は「火鉗劉明」と書き込まれる。
この種の新出ネット流行語は文字だけを見ただけではわかりにくく、本来の意味が転じて別の意味を持つようになっている。また、新出ネット流行語の背景には物語が隠れていることもある。「十動然拒」という言葉の起源は凄まじくも美しい愛情物語だ。2012年11月11日、華中科技大学の男子大学生だった王文瑾くんは好きな女子学生に212日かけて16万字の長文ラブレターを書いて送った。ラブレターには散文、ポエムなどの様々な文体が駆使され、主に2人が一緒に過ごした時間やその時の情景、気持ちが書かれていた。彼はこれを一冊にまとめて装丁し「君をひとりにしておきたくない」というタイトルを付けた。女子学生はひどく感動したものの、交際は断った。