映画「ケンとメリー 雨あがりの夜空に」日本で公開
中国人俳優、胡兵(フー・ビン)と日本の有名な監督・俳優である竹中直人が主演するコメディー映画「ケンとメリー 雨あがりの夜空に」が9日から日本で公開される。日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞作家が参加するだけでなく、長い間活躍していなかった胡兵が復活して娘婿役を演じることで注目を集めている。北京青年網が伝えた。
数年ぶりに胡兵がカムバック 言葉の壁をクリア
デビューから20年以上にわたり胡兵はそのハンサムな外見とやさしい性格で多くのドラマなどに出演し、有名作は数多いが、映画作品に関しては満足できるような作品は少なかった。しかし長年の低迷を経て今回高らかにカムバックした彼は日本の有名俳優、竹中直人と共にコメディー映画「ケンとメリー 雨あがりの夜空に」へ出演することで注目を集めている。胡兵は作中でトラック運転手でもうすぐ結婚する男性のメリー役を演じる。「メリー」は義理の父親となる健が結婚に反対することを恐れ、結婚を祝福してもらいたいあまりに自分の本当の身分を隠し、よい人のふりをして健を結婚式会場まで送ろうとするが、思わぬことにその途上で様々なハプニングに遭遇する。「さえない婿」という自分の役柄をめぐり胡兵は、言葉の壁を含む多くの挑戦について語った。「この映画のメリーは中国人で、中国語と日本語の他に英語やマレーシア語のセリフもあり、特にマレーシア語は今まで接したことがなかったため、ゼロから撮影直前までマレー語を勉強した」。