中日の交流の歴史において、料理は重要な架け橋であり、両国の人々に互いの国を理解するための最も直感的な素材を提供してきた。
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★ うどん屋さんもそば屋さんも、麺を売る店であるものの、その雰囲気は全く異なる。そば屋さんは「上品」で、庭園付きの店もある。そして、小さなそば屋さんでも、掛け軸が掛けられ、日本酒も提供するなど、「和」の雰囲気でいっぱいだ。一方のうどん屋さんは、庶民的。客はざるうどんや熱いうどんをズルズルと音を立てて食べ、食べ終わると口をふいてそそくさと去っていく...
★ そばは、ラーメンやうどんに比べて古典的な趣があり、京都のイメージに1番近い。最も基本なのはざるそばだ。麺をゆでた後、冷たい水にさらし、水気を切った後に、竹ザルに盛り付け、特製のつゆにつけて食べる。上品で素朴な色をしており、特に他に具となるようなものはついていない。そのシンプルさには正直驚かされる。これは、まさに醤油につけて食べる具なしの陽春麺ではないか?
★ グルメの街、東京で中華風火鍋と言えば、ほとんどの人が同じ店の名前を思い浮かべるだろう。この店には多くの中国人の食通が集まるだけでなく、日本人の食通も多く訪れる。毎週末になると予約は引きも切らず、席を確保するのも難しいという。この店とは東京池袋にある中華レストランの「逸品火鍋」だ...
★ 「私は21年前に武漢商学院(湖北省武漢市)で食べた松鼠鱖魚(桂魚揚げの甘酸っぱソースかけ)の味が今も忘れられない。今回はぜひ武漢で中国料理をいくつか学んで帰りたい」。日本の大分市福徳学院料理教師の田北美由紀さんは、昨日久々に再訪した武漢商学院でそう語った。田北さんは日本の学生訪問団と共に武漢に中国料理を学びに来た日本人だ...