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神戸の豚饅頭店の華人店主、日本政府が黄綬褒章を授与

人民網日本語版 2016年06月08日14:40

画面に出ているこの男性の名は曹英生さん(59歳)、神戸中華街で豚饅頭の店を経営している。英生さんはこのほど日本政府から長期間にわたり日本で中華飲食文化の発揚につとめた功績から黄綬褒章を授与された。英生さんの豚饅頭の店の名前は「老祥記」、英生さんで三代目の店主となる。店は1915年に英生さんの祖父にあたる曹松■さん(■は王へんに其)が神戸の南京町に開いた。開店当初は中国人船員向けにのみ販売していたが、松■さんは彼の故郷・天津の肉まんを元に日本人の好みにアレンジし醤油風味の肉まんを生み出した。英生さんは三代目の店主として、秘伝のレシピを受け継いだだけでなく、度重なる他の都市からの支店開店の誘いを断り続け、神戸中華街のこの店の経営を続けてきた。また現地の華僑華人と一緒に初の「春節祭り」を企画運営し、ボランティア活動にも積極に参加している。2011年の東日本大震災の際には英生さんは何度も被災地に赴き、被災者に豚饅頭を届けた。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年6月8日

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