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日本のマンガミュージアム 資料オンライン検索を実施へ

豊富な漫画・アニメ資料を収蔵する京都漫画博物館

 日本では、漫画単行本や雑誌の売り上げ数が近年減少しつづけているという問題のほかに、漫画・アニメの原稿やゲーム機などに関わる資料を如何に保存するかも一つの新たな課題となっている。この課題に向け、日本の文化庁は資料のオンライン検索を実現させるため、「メディア芸術デジタルアーカイブ事業」を推進している。中国文化報が伝えた。

 「メディア芸術デジタルアーカイブ事業」の推進によって、日本の漫画、アニメ資料の収集や研究、展示を行う新しいミュージアムが現在日毎に増えている。日本の漫画協会の統計によると、日本の漫画・アニメ芸術のミュージアムは全国で62ケ所あるという。これらのミュージアムは各国の漫画愛好者のために提供された体験スペースであり、膨大な数の読者層の形成に貢献しているほか、漫画の国際的な影響力も高めている。

 明治大学では、米沢嘉博記念図書館や現代マンガ図書館などで漫画研究者やコレクターが寄贈した貴重な資料を収蔵しているほか、来年、現時点で世界最大規模の漫画資料収蔵機構となる「東京国際マンガ図書館(仮名)」をオープンする予定だ。

 京都国際マンガミュージアムが収蔵するマンガ・アニメ・資料は約30万部で、毎年訪れる来館者は約24万人に上る。京都精華大学マンガ学部の吉村和真教授は、「京都国際マンガミュージアムは2006年のオープン以来、世界各国の漫画ファンから注目を浴びている。日本の漫画の歴史を理解したいという手紙を送ってくる人も少なくない。マンガ専攻の修士生の半分以上が外国人留学生だ」と語る。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年8月28日

 

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