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日本は決してよからぬ道を歩むなかれ (2)

 第2に、この道はアジアとの関係を自ら断つものである。歴史問題における日本の姿勢のために、アジアの人々は日本の将来の行方に憂慮を抱き続けている。終始歴史を直視できない国が、隣国を始めとする地域各国の尊重と信頼を勝ち得るとは想像しがたい。これは日本とアジア各国との間に垣根を築くに等しい。

 第3に、この道は戦後日本の立国の根幹に背く。戦後日本の平和と繁栄は、軍事力の強大さによるものではなく、平和憲法と「専守防衛」を堅持し、日本の人々の聡明さと才知を経済・社会建設に投じたためである。この点を放棄することは、戦後貫いてきた平和主義を放棄し、戦後の発展の軌道を変え、戦後の立国の礎を葬り去ることに他ならない。

 実際のところ、日本が国際社会で政治的影響力のある国になりたいのなら、そのカギは歴史や領土問題での誤った政策を反省し、歴史の潮流に順応し、意識を正し、アジア諸国と真の和解を実現することにある。これが後者の道であり、試練に満ちてはいるが将来性は明るい。

 安倍氏はかつて『美しい国へ』と題する著書で、自らの政治理念と日本の将来に対する考えを明らかにした。歴史と現実を直視し、隣国と親しくする道を歩んでこそ、初めて日本は「美しい国」に真になることができると私は考える。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年7月25日

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