国防部が安倍首相の発言に反論 「中国の脅威」の誇張は軍拡の口実作り (2)
楊宇軍報道官 |
記者:われわれは日本が最近発表した2014年度自衛隊軍事費報告に注意を払っている。この報告には周辺海空域での中国による活動の拡大や朝鮮によるミサイル発射などによって、周辺の安全保障環境が一層厳しさを増しているなど、これまでになかった内容が盛り込まれた。しかも南西海域の警戒と監視を一層強化し、無人偵察ヘリなどの装備を導入し、南西諸島の防御を完全なものにする必要があると明記した。これについてコメントは。
楊報道官:日本がこのところ「中国の軍事的脅威」を絶えず誇張しているのは、自らの軍拡の口実作りが目的であることにわれわれは注意を払っている。歴史上、日本にはかつて嘘をでっち上げて軍事力を強化し、他国に対して侵略戦争を発動さえした前科があるうえ、いまだに深く反省していない。日本側の全ての行いに対して、周辺諸国と国際社会は強く警戒すべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月1日