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三中全会が本日閉幕 中国の改革は新たな時代に (3)

■改革は実行のサイクルに:利益構造を打破 全過程が抵抗を伴う

 利益構造を調整し、体制・制度を革新し、各方面の訴えのバランスを図る必要があり、経済発展方式の転換が待たれる。第18期三中全会閉幕後、新たな歴史的節目において、中国の改革の「堅塁攻略戦」は実はようやく始まる。

 慣例に従い、三中全会閉幕後に、会議の精神についての学習が全国で行われる。中央と各地も一連の活動を催して、会議の精神を宣伝する。こうした学習の貫徹自体も、改革の共通認識を改めて凝集する重要な過程だと専門家は指摘する。

 「改革には利益構造の調整が必要で、改革の推進には社会全体の協同が必要だ。全体改革方針の発表後、社会全体がこの方針について改めて共通認識を形成し、各方面がいずれもこの方針について認知し、同意し、改革の決意を社会の行動に変えるようにする必要がある」と汪氏は述べた。

 竹氏は「中国の改革には制度の後押しと連動が必要だ。全体の改革方針を打ち出した後、全国各地、各部門はこの改革の道筋を押さえて具体的な関連改革措置を打ち出す。その後ようやく、全面的改革の構造を展開することができる」と指摘した。

  「全体の改革方針の発表後、中国の改革は『実行のサイクル』に入る。この段階こそが改革のカギだ」。竹氏は「改革の推進は実行の効果を見る必要がある。改革の意義は実行の質を見る必要がある。そして改革の難しさは実行への抵抗を見る必要がある」と述べた。

 竹氏はまた「中国の改革はすでに難関攻略の深い領域に入った。日増しに固定化する利益の垣根を前に、『利益の難』にぶつかるのは改革方針の策定過程だけではなく、改革計画の実行過程での方が多い」と述べた。

 今回打ち出される全体の改革方針は、社会の深層の矛盾を解消し、内部圧力を緩和し、経済構造のモデル転換を推進するための「処方箋」となる。だが「処方箋」を得てようやく改革の戦は始まるのであり、戦役の前線に広がるのは厳しい試練に満ちた茨の道だ。これには執政レベルの勇気と知恵と同時に、社会全体の協同・連動が必要だ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年11月12日

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