外交部:バイデン米副大統領の訪中について
洪磊報道官 |
外交部(外務省)の3日の定例記者会見で、バイデン米副大統領の訪中について洪磊報道官が質問に答えた。
--バイデン米副大統領が近く訪中する。中米会談の主要議題は何か?中国側は現在の中米関係をどのように評価し、バイデン副大統領の訪中に何を期待しているか?
バイデン米副大統領の訪中については、すでに12月1日に発表を行った。中国側はバイデン副大統領の訪中を歓迎する。今回の訪問が中米の新型の大国間関係の構築に寄与し、地域の平和・安定・発展にもプラスの役割を果たすことを希望する。滞在中、中国の国家指導者がバイデン副大統領と会談する。関連情報は適時発表する。
現在中米関係は積極的で安定した発展基調を全体的に保っている。中米の新型の大国間関係を構築し、中米関係の健全で安定した発展を維持することは両国民の根本的利益に合致し、地域と世界の平和・安定・繁栄にもプラスだ。中国側は米側と共に、習近平国家主席とオバマ大統領の重要な共通認識を真摯に実行に移し、衝突せず、対立せず、互いに尊重し合う、協力・ウィンウィンの精神を両国関係の各方面において具体化し、対話、相互信頼、協力を強化し、溝や敏感な問題を効果的に管理・コントロールし、中米の新型の大国間関係の構築に絶えず新たな進展があるようにし、地域と世界の平和・安定・発展に貢献することを望んでいる。
--米国務省報道官が先日、中国側は東中国海防空識別圏を撤回すべきだと発言したとの報道があるが、中国側の対応は?
われわれは東中国海防空識別圏の設定について、すでに繰り返し明確に述べてきた。東中国海防空識別圏の設定は中国の主権範囲内の事であり、正当な自衛権を行使する必要な措置であり、国際法と国際的慣例に完全に合致したやり方であり、各国の尊重と協調を得てしかるべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月4日