2013年2月28日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:35 Feb 28 2013

ハードル劉翔、再び全国両会を欠席か 元NBA姚明は出席

 中国国家体育総局陸上競技管理センターの馮樹勇・副主任は、「米国でアキレス腱の手術を受け、現在リハビリに励んでいる、全国人民政治協商会議(政協)委員で男子110メートル障害アテネ五輪の金メダリスト劉翔選手は、今年もまた、全国両会(中国人民政治協商会議・全国人民代表大会)に出席する可能性は低い」と語った。一方、新しく全国政協委員に就任した元NBA(全米プロバスケットボールリーグ)花形選手の姚明氏は参加することが決まっているという。北京の日刊紙・京華時報が伝えた。

 第12期全国政協第1回会議は、北京で3月3日に開幕する。ここ数年、各界スターの代表・議員が、自らの職責を全うし、政治に十分に携わることが可能か否かは、市民の間で注目の話題となっている。劉翔選手の会議出席についても、ネットユーザーの間で白熱した議論が交わされたことが過去にあった。

 劉翔選手は2008年、任期5年で第11期全国政協委員に就任したが、同年は、試合の都合で会議に出席できなかった。2009年は、米国での怪我治療のため、会議日程の後半だけに出席。2010年、両会に参加して初めて議案を提出、その後会期中に海外大会に出た。2011年は会議には参加したが、議案の提出はなかった。2012年、劉翔はトレーニングのため会議を欠席したが、アスリートの文化的素養や行動の質を高めることを呼びかける議案を提出した。任期満了後、劉翔選手は全国政協委員に再任した。これは、今後5年間も、あらゆる関連会議に出席する「任務」を続行しなければならないことを意味している。「飛人」と異名をとる彼が、果たして政協委員としての職責を全うできるのかどうか、世間は熱い視線を注いでいる。

 劉翔選手は、北京・ロンドン両五輪を怪我のため棄権し、昨年10月渡米してアキレス腱の手術を受けリハビリを続けており、今年の春節(旧正月)も米国で過ごした。馮副主任は、「私の個人的見解では、劉翔選手が今年両会に出席する可能性は低い。この件に関する有力な情報は、今のところ得られていない」とコメントした。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年2月28日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集
【コラム】きょうの人民日報「微博」
【中日経済情報週刊】Vol.106「中国は世界最大の紙幣印刷機」との見方に専門家が反論new
【特集】晴れない濃霧 思考と行動が急がれる
【特集】日本の安倍首相が訪米
【特集】蛇年春節
【特集】若者たちのイノベーション
【特別企画】2013年「春運」
【特集】2012中国のネット流行語
【特集】2012日本の総選挙
【特別企画】中国式道路横断、もっと文明化へ

一覧へ


地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古