ホワイトデー、売り手も買い手も盛り上がらず 中国
【中日対訳】 3月14日は「ホワイトデー」だが、中国ではこの日も各商店の盛り上がりは全く感じられず、キャンペーンを行っている大型チェーンレストランはほとんどない。スターバックスやハーゲンダッツなどカップルに人気の店でも、1カ月前のバレンタインデーの時のように、ポスターの掲示や特別商品の発売などのホワイトデー向けキャンペーンは行っていない。新京報が報じた。
オフィス街にあるいくつかの西洋料理店では、14日のディナーの予約はそれほど入っておらず、中には、「予約なしでご来店頂いても問題ありません。すぐにテーブルにご案内できます」という店もあった。
あるカップルは、「ホワイトデーの14日は、普通に仕事があるため、特にお祝いする気はない」と述べた。さらに、「2月のバレンタインデーの時に、プレゼントに散財したので、そのわずか1カ月後のホワイトデーにまでお金を遣う気持ちになれない」と胸の内を明かした。
記念日があまりに頻繁にやってくると、誰もがうんざりしてしまう。オフィスレディの周さんは「2月のバレンタインデーの楽しい想い出がまだ十分残っています。記念日はそんなに沢山必要ありません。多すぎると、感覚が麻痺してしまい、かえってうんざりしてしまいます」と述べた。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年3月14日