ロシア「中国観光年」、モスクワで開幕
2013年ロシア「中国観光年」開幕式が22日、モスクワのクレムリン宮殿大講堂で行われた。中国・ロシア両国の「観光年」組織委員会は21日、モスクワにある週刊誌「論拠と事実(AIF)」編集部で、ロシア「中国観光年」記者会見を開いた。中国国家旅遊(観光)局の祝善忠・副局長とロシア観光庁のAmunts次官が、各自の観光年関連イベントについて紹介した。人民日報が報じた。
祝副局長は記者会見の席上で、「中国とロシアは、ロシア『中国観光年』関連活動として382件のイベントを開催する予定で、うち235件が中国で、147件がロシアで、それぞれ開催される。中国側は、ロシアの旅行会社関係者とメディア記者計100人を視察旅行に招待し、また、両国の観光専門学校100校による交流活動の実施を推し進める。中国側はさらに、革命聖地などを訪れる観光(旧解放区観光プロジェクト)とグリーン・ツーリズム(エコ観光プロジェクト)を結びつけ、中国西部地域の観光資源をロシア人観光客に紹介する」と述べた。
Amunts次官は「ロシア側は、中国人観光客に対し、ロシアの風情豊かなさまざまな観光商品を発表すると同時に、観光サービスの品質向上を目的とした一連の措置を講じる。ロシア観光庁とロシア通信社ノーボスチは、観光年特別サイトを共同で開設し、関連イベントを紹介する。ロシアの中国観光年が、中国のロシア観光年のように成功を収め、両国が今年、お互いにとっての最大の観光客源国となるよう期待している」と語った。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年3月22日