浙江省の大学、新入生がルームメイトを選択できるシステム導入
浙江省温州市の「温州大学城市学院」はこのほど、9月に入学する新入生が生活習慣や性格などに基づき、自分に合った寮の部屋とルームメイトを選べるオンラインシステムを初めて導入したことを明らかにした。温州日報が報じた。
同学院の学生工作部の姜教師によると、前学期に2年生の学生を対象にアンケートを行ったところ、学生の70%が部屋とルームメイトを自分で選びたいと希望していることが分かったという。
これを受け、8月26日に同システムが正式に立ち上げられることとなった。同システムは同学院の浙商孵化園(インキュベータパーク)の学生起業チームが開発したもので、新入生は8月26日から9月1日までの間に、同学院の公式サイト(http://www.wucc.cn)にアクセスし、同サイト内に設置されている同システムを通して、ルームメイトなどの選択を行うことができる。
部屋の選択をめぐっては、学院側はまず、学部や学科ごとに分けるという原則に従い、各学部・学科の新入生の数に基づき宿舎の区域分けをし、新入生の数が多い学部・学科に関しては、専攻ごとに区域分けをする。新入生は、規定された区域内で選択を行う。学生は、ルームタイプ(4人部屋-6人部屋)や早起きの習慣の有無、昼寝の習慣の有無、遅寝の習慣の有無、パソコンの使用時間、現在の居住地、個人の衛生、趣味、性格の特徴など、多項目を選択できる。新入生が9月1日までに選択を行わなかった場合は、学院側が統一して手配を実施する。 (編集KN)
「人民網日本語版」2013年8月12日