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結婚・恋愛観調査:ホワイトカラーの8割「職場恋愛に賛成」

 中国の都市部で働くホワイトカラーの仕事面でのプレッシャーが大きくなり、仕事に費やされる時間が増えるにつれて、職場は他人と接触する機会が最も多い場所となり、毎日顔を合わせていることで「愛が芽生える」ケースも最も多くなっている。国内婚活サイト「中国紅娘網」と「浙江都市網」がこのほど共同で発表した「2013年職場恋愛・結婚に関する深度意識調査報告」によると、「オフィスラブを経験したことがある、または経験してみたい」と答えた人は回答者の8割に達したが、その一方で、「職場結婚は好ましくない」との見解を示した企業は6割に上った。中国新聞網が報じた。

 「兎は巣穴のまわりの草を食べるべきか否か?」-この問題について、「2013年職場恋愛・結婚に関する深度意識調査報告」では、8割の回答者が、「オフィスラブを経験したことがある、または経験してみたい」と答えた。

 「異性と知り合う可能性が高い身の回りの交際圏は?」との問いに対して、最も多かった回答は、「職場」と「学校の同窓」の2つだった。なかでも「職場」と答えた人は全体の63.8%を占め、ほとんどのオフィスワーカーにとって、職場は、大切なパートナーを得る可能性がある唯一の場所となっている事実が判明した。

 一方、「仕事があまりにも忙しく、交際範囲があまりにも限られており、積極的にパートナーと知り合うチャンスを作ることができないゆえ、独身のままだ」とした人は42.2%に達した。

 ネットユーザの「楊楊洒洒」さんは、「仕事中、恋人に目配せすると、仕事の疲れが吹っ飛び作業効率がアップする。また、仕事上のライバルが頼れる恋人になれば、仕事上でも大変プラスになる」とコメントした。実際、この意見は、オフィスラブに賛成する多くのホワイトカラーの心情を代弁している。

 その一方で、「オフィスラブ・万歳」と喝采する多くのホワイトカラーに「冷水を浴びせる」のは、企業側だ。報告によると、「明確には示していないが、オフィスラブを推奨する立場はとっていない」と答えた企業は64.2%に達し、オフィスラブを公然と推奨している企業は3割にも満たなかった。

 「中国紅娘網」の羅仙林・総経理は、「多くの民間企業は、オフィスラブが原因で、社員の個人的感情が仕事に悪影響を及ぼし、同僚間の友好な関係にマイナスとなり、さらには企業の利益を損ねるのではないかと懸念している」と指摘した。

 羅総経理は、「2007年以降、オフィスラブを解禁する企業が増え始めた。『職場の恋人関係』が、企業内部の人事構造にある程度の安定性をもたらし、会社の長期的発展にとって有益だと考える企業もある」と続けた。

 羅総経理によると、企業内部の交友活動によって、内部の連携が強まり、企業の対社会イメージが高まり、社員同士のムードも活発になるという。また、社員同士の連帯感や企業への結集力も高まり、企業の健全なる長期的発展を後押しする場合もある。例えば、アリババグループでは、毎年、集団結婚式が行われている。

 現在、企業の利益と職場恋愛の問題を考慮した上で、別々の企業が連携して社員のお見合いパーティを企画・開催する動きも見られる。「企業を跨ぐ職場恋愛」が、多くの企業にとって、社員の独身問題を解決するための新たな選択肢となっている。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年8月13日

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