豪雨による鉄道遅延で数千人が広州駅に足止め
--鉄道会社は春節特別運行モデルで対応広州駅広場に足止めされた多数の乗客(17日撮影)。台風の影響で広東省は連日の豪雨に見舞われ、鉄道輸送に深刻な影響が出た。北京-広州線、広州-深セン線など各線に遅延が生じ、乗客数千人が広州駅に足止めされた。午後1時頃、広州駅広場は黒山の人だかりで、駅に入る通路は全て閉鎖され、広場の大型スクリーンに列車の運行停止や乗車券払い戻しの情報が表示されていた。乗客多数が足止めされていたが、広場に制服を着た鉄道会社職員の姿はほぼ見られず、アナウンスもなかった。乗客らは口伝えに運行停止や乗車券払い戻しの情報を得るだけで、大変不便していた。 |
広東省では17日、連日の豪雨による広範な列車の遅延や運行停止のため、乗客数千人が広州駅に足止めを余儀なくされた。現地鉄道会社は春節(旧正月)帰省ラッシュの特別運行モデルで急遽対応するとともに、乗車券払い戻しの範囲を拡大し、払い戻し有効期間も2日から5日に延長した。新華網が伝えた。
鉄道会社によると広東省北部山間部の豪雨の影響で、楽昌?坪石区間は土石流が繰り返し発生。広州駅からの北上列車は土石流のあった5カ所で減速運転を行ない、正常な運行に深刻な影響が生じた。40便余りに遅延が生じたほか、12便が運行を停止した。
鉄道会社は急遽春節モデルで対応。広州駅では列車の割り振りや乗り換えの効率を高め、線路の安全検査を強化するなどした。また、乗車券払い戻し窓口を45カ所設けて、迅速に対応した。省内の各駅(東莞、深セン、仏山を含む)でも広州駅発の列車の乗車券払い戻しができるようにし、払い戻し有効期間も2にちから5日に延長した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年8月18日