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きょうの人民日報「微博」--微信のライバル「易信」が登場

 今年3月、中国の無料メッセンジャー「微信(ウィーチャット)」が有料になるとの情報が明るみになり、それを否定する微信の運営企業「騰訊(テンセント)」と「微信利用の激増でパケット通信回線が占領されている」とする通信キャリアの攻防が続いている。そんな中、中国電信(チャイナ・テレコム)とポータルサイト大手の網易が19日、スマートフォン向けのメッセージアプリ「易信(イーシン)」を発表した。「微信」と「易信」の競争という新たな構図は、消費者に利益をもたらす。通信キャリアも「有料化」にばかり執着するより、イノベーションやサービス向上から利益を得ることに目を向けたほうが良いだろう。


 【微信のライバル「易信」が登場】網易と中国電信は19日、共同で「易信」を発表した。「易信」は、ショートメールの送受信や通話、ビデオメッセージや画像の送信が可能で、グループ機能もある。また、携帯や固定電話にメッセージを送信できたり、相手がオフライン、しいては「易信」をインストールしていなくてもメッセージが届くなど、「微信」にはない機能を搭載している。今後、「易信」と「微信」がしのぎを削ることになりそうだ。
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