微信5.0がリリース 絵文字課金にユーザーが不満
微信(WeChat)の5.0バージョン(ForiOSバージョン)が8月5日に正式にリリースされた。記者が微信をアップデートしたところ、これまでのバージョンとは異なり、最新版には微信決済、絵文字ストア、ゲームセンター、二次元コードスキャナー、スキャナーで取り込んだ英語の翻訳、表紙、微信版ストリートビュー機能などが追加されていた。ネットユーザーは最新版について、「絵文字にまで課金するのか」という率直な感想を漏らしている。新民網が伝えた。
アプリ開発業者は「最新版の微信では、ゲームセンターで友人とゲームができるほか、銀行カードの機能が追加され、微信による決済が使用可能となった。他に追加された機能には、チャット記録の保存、ID、友達グループの情報が含まれる」と説明した。記者が微信をアップデートしたところ、初めに登場したのはシューティングゲームのインターフェースで、画面をクリックすると「継続」、「リスタート」、「微信に戻る」の三つの選択肢が現れた。
最新版の微信は、ユーザーの不満を招いている。そのうちの一つは、絵文字の有料化だ。最新版には絵文字ストアが設置されており、5種類の絵文字がそれぞれ6元(約96円)で販売されている。これに多くのネットユーザーは、「微信は金稼ぎをしようとしている。絵文字にまで課金するようになった」とため息を漏らしている。
微信5.0のiOS版がアンドロイド版と同時にリリースされるという情報が伝わっていたが、現在までにアンドロイド版は待てど暮らせど登場していない。アンドロイドの多くのユーザーは、「なぜアンドロイド版はアップデートしないのか」とダメ出しをしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月6日