北京のオーダーメイド型通勤バス、夜間便も設置へ
北京で16日、郊外の住宅地と市中心部を結ぶ「オーダーメイド型通勤バス(定制公交)」3路線が新たに開通し、これまでに開通した路線(国貿と通州果園を結ぶ帰宅便など)を含めると計9路線となった。路線バスを経営する北京公交集団はこのほど、初となる夜間の帰宅便を設置し、現在乗客を募集している。人民日報が報じた。
同社によると、乗客の朝の出発時間は集中しているものの、夜の帰宅時間は分散しているため、「オーダーメイド型通勤バス」は現在、朝便が主となっている。
しかし、「オーダーメイド型通勤バスプラットホーム」で行われている調査によると、帰宅の需要も多かったため、同社は同日、六里橋北里と良郷北関を結ぶ夜間の通勤用バスを初めて設置した。途中6停留所での下車が可能だ。出発時間は夜9時半と10時半で、予約が必要だ。
同社は、実際に運行が始まった後、実際の状況に応じて乗客と話し合い、発車時間を微調整するとしている。また、雨や雪など悪天候の時も、乗客と話し合って発車時間を早め、時間通りに到着できるようにするという。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年9月17日