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「ミス・アメリカ」優勝・準優勝をアジア系が独占 米国人は不満

準優勝の李万晴さん

 「2014ミス・アメリカ」最終選考会がこのほど開催され、インド系女性が優勝、中国系女性が準優勝の栄冠を手にした。16日のCNN報道によると、インド系女性が優勝したことについて、多くの米国人ネットユーザーがツイッターなどのSNSで不満をの気持ちを示した。環球時報が報じた。

 米東部時間15日夜、「2014ミス・アメリカ」最終選考会がニュージャーシー州アトランティック・シティで閉幕した。24歳のインド系女性ニーナ・ダヴルリさんが、インドの伝統舞踊「ボリウッド・ダンス」を舞台で披露し、審査委員の眼を引き、栄冠を勝ち取った。また、カリフォルニア代表の中国系女性・李万晴(音訳)さんは、素晴らしいクラシックバレエを披露し、準優勝に決定した。

 インド系女性として初めての「ミス・アメリカ」に選ばれたダヴルリさんは16日、「民族の多様性を受け入れて、私を選んで下さった組織委員会に感謝いたします」とコメントした。しかし、彼女に優勝が決まったことは、SNSで物議をかもした。CNN(電子版)は16日、ダヴルリさんに優勝が決まったことに対する一部ネットユーザーのコメントを取り上げた。その中には、人種差別的思想に満ちた意見もあった。あるネットユーザーは、「ミス・アメリカの栄冠を手にする人は、正真正銘の米国人であることが第一の条件。これは、外国人を選ぶコンテストではない」と書き込んだ。また、ダヴルリさんとテロリズムやテロ組織との関係について疑いを示す意見もあった。あるネットユーザーは、「ミス・アメリカの栄冠に輝いたのがインド系アメリカ人だったという事実を、他の米国人はもっと重視すべき」と投稿した。

 「ミス・アメリカ」選考大会は、米国の水着メーカーが1952年に創設した。「ミス・アメリカ」運営組織は今や、若い女性の発展を支持し、慈善事業を行う国際団体に発展した。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年9月17日

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