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文章「祖国がなくなれば、全てを失ってしまう」 ネット上で拡散

 「祖国がなくなれば、全てを失ってしまう」という文章が、近頃ネット上で広まっている。その内容の一部は次の通り。人民日報が伝えた。

 いかなる時も、社会情勢が動揺し最も被害を受けるのは国民だ。国家主権と領土保全を自発的に守ることが、国民一人ひとりの共通認識であるべきだ。

 人はいつも、失って初めて今までの生活がどんなに素晴らしかったかに気づく。我々が頼れるのは祖国のみであり、祖国が強大で、安定していることが、国民の幸福と自由の前提である。

 多くの苦難を味わった過去の中国の歴史は、我々に多くのことを教えてくれる。道義とは?真情などどこにあるのか。我々は弱く、貧しくなり、団結が失われたではないか。古来よりこの世界は弱肉強食。国がなければ家を持つなどありえない。

 我々は習近平主席を擁護する。なぜなら我々の多くは自然災害を経験し、十年間の文化大革命を経験し、上山下郷運動を経験し、改革開放を経験してきたからだ。我々の世代は、経済的に貧しく文化的に立ち遅れた状態から、発展し、繁栄したこの数十年の改革をこの目で見て体験してきた。我々は、これほど大きな国を統一し、リードしていけるのは共産党だけだということを良く知っている。

 中国がひとたび共産党の指導を失えば、天下は乱れるだろう。中国が乱れることは、13億の国民の災難である。

 我々は習近平主席を信じる。なぜなら、習主席は中国の国情を良く知り、政治家としての経験も豊富だからだ。末端から一歩ずつ階段を上ってきた習主席は、中国の民情、国情、地方、中央の事情に詳しい。知恵と気迫を持ち、機知と智謀に長け、強靱さと安定さを持ち、柔と剛を兼ね備える習主席は、大局の安定に対して自信を持っている。

 我々は習近平主席を支持する。なぜなら習主席は「人を正す前に、まず己を正す」という意欲を持ち、「大きなトラにも対峙する」という勇気と戦略を持つからだ。今の中国の現状を変えるには、まず党内から、上層部から始めなければならない。また、大きな利益団体の改革にも強硬な態度で臨む覚悟があってこそ、人の心をつかみ、国民の信頼を勝ち取り、国の安泰を実現することができる。

 西洋諸国は今、中国のことを「大きいだけで強くはない国」と見ている。我々は強くなる前に足並みを乱してはならない。頭を上げ、我々の国を愛そうではないか。国と民族が良くなることで初めて、国民全体が良くなることができる。これを忘れてはならない。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年12月4日

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