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世界金融戦争が発生した場合、中国はいかに対応すべきか? (3)

 中国国家外為管理局はそれに関する新たな動きを見せており、幸先良いスタートを切った。中国国家外為管理局は、商業条件に基づき米ドル貸付を行い中国企業の海外進出を支援する、外貨準備高の貸出機関を設立したと発表した。

 輸入インフレが予想される中、中国は資源類企業の海外進出を加速し、融資・経営・株式などを通じ、海外の川上資源類企業との戦略提携を促すべきだ。これにより重要資源を把握し、市場リスクを低減し、世界大手企業による鉱業・農業などの戦略的資源の独占を打破することができる。

 深刻さを増す海外貿易環境に対して、中国の商務部門・輸出業界・企業は、世界貿易機関の枠組み内の各規定を熟知・把握し、積極的に権利を保護するべきだ。マクロ面から見ると、中国経済はさらなる構造改善に取り組む必要があり、「輸出を内需の代わりとする」という成長方式を一刻も早く終了し、自主的な国内の原動力を強化しなければならない。

 世界金融危機は、中国経済の成長が数十年間に渡り依存してきた外部環境に、大きな変化をもたらした。海外で金融緩和が相次いで実施されているが、これは一連の激変の一部であり、より深いレベルの変化を誘発するだろう。

 複雑さを増す世界金融環境に直面する今、中国は積極的に対応し、かつての経済成長・金融管理方式を変化させることで初めて、現在の複雑な世界貿易・金融競争を乗り切り、安定的な成長を実現できる。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年1月28日

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