2013年7月8日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:08:29 Jul 08 2013

中国テレビブランド 高級路線で日韓に真っ向勝負 (2)

 ◆日韓ブランド デザイン性が高いが、機能は単一的

 スマートテレビはすでにテレビ市場で半数のシェアを占めている。伝統的なシンプルなテレビが発売されることは少なく、アンドロイドなどのスマートOSが搭載されたテレビが市場を占めており、フラットテレビの標準装備になっているほどだ。これと比べた場合、日本ブランドのテレビのシンプルな機能はすでに時代遅れであり、若者の多様化したニーズを満たせない。ただしサムスンやLGなどの韓国ブランドは、その美しいデザインと豊富な機能により、合弁ブランドの中で一定のシェアを占めている。ソニー、シャープ、パナソニックなどの日本ブランドは昨年より、高級スマートテレビの売上が減少し始めている。その競合相手は、デザインと機能で消費者のニーズを満たす韓国ブランドだ。中国ブランドにとって、これは高級市場を開拓する絶好のチャンスだ。

 ◆中国ブランド、豊富な特長で高価格に

 中国ブランドの市場競争は、主に海信、創維、TCL、康佳(Konka)など伝統的な企業によって展開されている。これらの企業はパネルの品質にこだわっており、その他の機能(内蔵デジタルセットトップボックス、セットトップボックス内のスマートカード、CAMカードの使用など)も豊富化している。これらの特長により、中国ブランドが自然と高価格になっている。

 また政策の刺激を受け、中国の一部の伝統的なIT企業もテレビ産業に進出し始めており、中国ブランドの陣営を拡大している。例えば動画配信サイトを運営する楽視網のスーパーテレビ、レノボ・グループのスマートテレビなど、業界を跨ぐテレビが次々と誕生している。これらの製品はテレビ業界に新たな血液を注ぎ込み、中国ブランドの「高価格化」の堅固な基盤を築くことだろう。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年7月8日

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
関連記事
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古