中国サービス業 最大の雇用創出源に (2)
また世界金融危機後、中国の伝統的な製造業はモデルチェンジ・アップグレードの時期に入り、機械設備と生産ラインが人の手に代わり始め、雇用創出能力が低下し始めた。全国人民代表大会常務委員でエコノミストの辜勝阻教授は、「こうした状況下、第三次産業の雇用創出源としての力を発揮させ、現代サービス業を大々的に発展させなければならない」と強調した。
◆サービス業の発展推進を加速
李総理は、「経済構造の調整を続け、特にサービス業を大々的に発展させなければならない。サービス業は最大の雇用創出源であるが、中国の現在のサービス業の比重は世界平均水準を下回っているばかりでなく、発展途上国の水準すらも下回っている」と指摘した。
データによると、中国のサービス業の対GDP比は44.6%で、先進国の平均水準は70%となっている。米国はこれが80%に達し、国内の8割弱の雇用機会を創出している。専門家は、「サービス業は最大の雇用創出源であり、中国の今後のサービス業の雇用発展空間は依然として大規模だ」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月12日