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携帯料金各国比較 日本の通話料は安くない (2)

 中国のユーザーは日本の携帯本体や通信料が安いと思っているが、事実はそうでもない。日本の大手キャリアのひとつ、au by KDDIについていえば、ユーザーは購入契約時に一回で支払う必要があり、支払わなければ特典を受けることができない。このほか、日本のキャリアは通常、同一キャリア以外では音声通話やショートメッセージの無制限プランは提供していない。キャリアが異なると30秒ごとに0.21ドル(約20円)の通話料金がかかる。ショートメッセージは1本につき0.03ドル(約3円)とあまり高くないように見えるが、積み重なるとかなりの金額となる。

 これと同じく、ドイツや中国のスマホ料金もあまり変わりがないが、形式にやや違いがある。ドイツの携帯キャリアのT-Mobile Germanyは、ユーザーは本体購入時に一定の費用を一回払いで支払う必要があり、残りを月々支払うことになっている。

 だが、中国のキャリアの料金プランはやや複雑で、ユーザーが月々支払う料金が高くなるほど、前金が少なくなる。中国聯通(チャイナ・ユニコム)の0元プランだと、携帯本体は完全に無料だが、月々支払う通信量は高くなる。また、中国の携帯キャリアも本来の意味での無制限通話プランはなく、データ通信料金もやや高めに設定されている。(編集EW)

 「人民網日本語版」2013年8月13日

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