人民銀 今後も緩やかな通貨政策を実施
中国人民銀行(中央銀行)の周小川行長(総裁)は19日にメディアの取材に答える中で、中国経済が低迷し続ける情況は出現しない。下半期も引き続き緩やかな通貨政策を実施し、必要であれば構造的な微調整を加えると述べた。新華社が伝えた。
周行長は次のように述べた。
必要であれば柔軟な調整を行うが、今年下半期には大規模な調整は行われない見込みで、あるとすれば微調整であり、一連の適切な構造的微調整を行う。
現在の経済成長率は7.5%前後で、これは正常な水準だ。中国の経済成長は内在的なエネルギーが強く、連続して落ち込むといった情況は出現しない見込みだ。
国際的な経済環境は全体としてあまり好調ではなく、こうした環境の中、中国経済は基本的に安定して成長を続けている。
預金金利の市場化改革をいつ推進するかについて、人民銀はすでに準備を行っており、既定の構想や計画に基づいて解放を推進していく。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年8月20日