国家スマート都市計画 テスト都市90カ所を発表
住房・城郷建設部(住房・城郷建設省)は29日、国家スマート都市計画のテスト事業実施都市90カ所のリストを初めて発表した。うち地級市は37カ所、区(県)市は50カ所、鎮は3カ所となっている。新華社が伝えた。
同日に行われた国家スマート都市テスト創建業務会議によると、スマート都市とは、モノのインターネット、クラウドコンピューティングといった次世代情報技術(IT)に支えられて形成された、一種の新型情報化都市を指す。テスト都市は今後3-5年にわたる創建段階を経て、関連部門によって組織・評価を行い、評価で合格とされた都市についてさらに評定を行い、低い方から順に一つ星、二つ星、三つ星の等級を認定する。
同部の仇保興副部長によると、スマート都市は中国共産党中央委員会と国務院の都市化戦略計画の徹底実施に向けた具体的任務であり、また内需を拡大し、投資を呼び込み、産業のグレードアップとモデル転換を促進するための新たな要請であり、各省の各テスト都市にはスマート都市業務を着実に効率よく推進することが求められる。創建の過程で、住宅・都市農村建設の主管部門は組織、調整、監督、検査を強化する必要があるという。
同会議に出席した国家開発銀行関連部門の責任者によると、第12次五カ年計画(2011-15年、十二五)後の3年間に同行と同部が協力してスマート都市に投資する資金は800億元に達するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年1月30日