北京の公共バス Wi-Fiサービスを提供
21日に得た情報によると、「公共バスのワイヤレスネット接続システム」が北京の約60路線(約1800台で全国最多)の公共バスに導入された。乗客は乗車中に、ワイヤレスネット接続サービスを利用することができる。北京晨報が伝えた。
北京市公交集団によると、北京市の同システムは昨年4月に建設を開始した。車内に設置されたTDFi機器によりWi-Fiが利用可能となり、Wi-Fi機能を持つモバイル端末でネット接続できるようになる。
TDFi機器を取り付けた公共バス内で、乗客はWi-Fi機能を持つモバイル端末(スマートフォン、ノートパソコン、タブレットPCなど)を使い、「モバイル認証」を行うCMCCネットで登録を行い、中国移動(チャイナ・モバイル)のWi-Fiワイヤレスネットワークに接続することで、インターネットを簡単に楽しむことができる。接続料金は、中国移動のCMCC業務の基準に基づく。
システム建設が進むにつれ、公共バス情報サービスの内容が増加を続けている。乗客はインターネットを利用せずに、モバイル端末を通じてローカルネットワークに接続することで、公共バスの運営時間や路線図といった情報、およびニュースなどの実用的な情報を得ることができる。
プロジェクトの進捗によると、北京では2013年末までに、Wi-Fi接続機能を持つ1万台の公共バスが誕生する見通しだ。四環内の大部分の路線が、同システムを導入することになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月22日