蛟竜号、試験的応用の第1段階を完了 3つの過去最高記録
初の試験的応用航行を実施中の有人潜水艇「蛟竜号」は、このほど南中国海における第1段階の任務を終え、11日午前に母船「向陽紅09」と共に厦門(アモイ)に到着した。蛟竜号は第1段階の任務で3つの過去最高記録を打ち立てた。新華社が伝えた。
▽連続潜水の回数が最多
南中国海の冷水湧出帯の気象条件が比較的良かった6月17日から20日にかけ、蛟竜号は4日連続で4回の潜水作業を実施し、第1段階の約半分の任務を終わらせた。これは蛟竜号にとって連続潜水の最多記録となった。
▽海底での航行距離が最長
7月10日、蛟竜号は初の試験的応用航行の第1段階における最後の潜水を行った。蛟竜号は海底で6.6キロにわたり航行し、2009年に海上試験が始まって以来の、航行距離の最長記録を打ち立てた。
▽1回の潜水におけるサンプル採集量が最多
6月19日、蛟竜号は初の試験的応用航行における3回目の潜水を行った。南中国海の冷水湧出帯で117個のサンプルを採集し、1回の潜水におけるサンプル採集量としては過去最多となった。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年7月12日