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地球観測衛星 甘粛省の震災後の画像を獲得

 中国資源衛星応用センターが23日に明らかにした情報によると、甘粛省定西市で22日朝7時45分にM6.6の地震が発生した後、同センターはただちに1級緊急対応を始動した。同センターは地震からわずか15分後の同日朝8時に中国の民用地球観測衛星を緊急動員し、8時30分には「実践9号」衛星を使って被災地画像の取得に成功したほか、異なる時間帯の被災地の高解像度画像を獲得した。昼12時30分には衛星から送られてきたデータを受信し、被災地のデータ処理を完了し、震災前後の画像を中国地震局、中国国土資源部、中国民政部、中国科学技術部、中国科学院、中国気象局、中国地震応急捜救センターなどの関連部門に迅速に提供した。同時に被災地の画像の共有を開始し、ネットユーザーによるダウンロードを可能とした。人民網が伝えた。

 専門家は、「中国の民用地球観測衛星は震災発生から5時間以内に被災地のデータ獲得し、高品質の画像の生成に成功し、関連部門と多くのユーザーに同時提供した。中国製地球観測衛星の、災害時緊急対応における重要な役割が十分に示された」との見方を示す。

 中国資源衛星応用センターの関係者は、「被災地の状況を引き続き調査し、民用地球観測衛星の力を十分に発揮し、災害救助にタイムリーで行き届いた技術支援を提供する」と表明した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年7月24日

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