再製造普及プラン　省エネ・環境保護を推進

　中国国家発展改革委員会、中国財政部、中国情報工業化部、中国商務部、中国国家質量監督検験検疫総局は製造品の「以旧換再」の試行の実施を決定し、『再製造製品「以旧換再」試行の実施プラン』を配布した。2013年は自動車のエンジンやトランスミッションなどの再製造製品を試行対象とし、2014年度以降は実施状況に基づき試行範囲を拡大していく。人民日報が伝えた。

　再製造とは中古の自動車部品、建設機械、工作機械などに対して専門的な修復を行うロット化生産過程を指す。再製造製品は新品に相当する品質と性能に達することが可能で、エネルギー・原材料・生産コストを大幅に削減し、汚染物の排出を減少し、資源の十分な活用、環境保護を実現することができる。「以旧換再」とは、消費者が中古品を回収に出すことで、再製造製品を下取り価格で購入することを指す。「以旧換再」の試行において、関連部門は再製造試行企業が生産する、量が多く、品質性能が信頼でき、省エネ・原材料節約の効果が高い一部の再製造製品を財政補助の対象とし、普及させる。中央財政の再製造製品に対する補助は、原則的に5年未満となる。（編集YF）

　「人民網日本語版」2013年8月30日