中国製水陸両用機「蛟竜600」、詳細設計段階に
このほど西安市で開催された2013年中国国際汎用航空大会において、中航通用飛機有限責任公司は大型消火・水上救助水陸両用機(蛟竜600)、領航150の大型模型、西鋭SR20(実機)など7機種の汎用航空機を展示し、同社の汎用航空機開発・生産および全産業チェーンの発展における新たな成果を示した。光明日報が伝えた。
同社は自主開発と海外M&Aにより、国内外の関連資源を集約し、開放型・集約型の革新製品研究開発体制を構築し、汎用航空機の研究開発を拡大した。西安市の緑地筆克会展センターで、同社は自主開発した小鷹500、海鴎300、領航150、蛟竜600など7機種を展示し、多くの来場者の注目を集めた。
蛟竜600は国家航空緊急救助システムの建設のために開発された機種で、世界最大級の開発中の水陸両用機だ。昨年の珠海航空ショーで、同機種の1:1スケールの機種の模型が初公開され、注目を浴びた。同機種は現在、詳細な設計段階に入っている。
領航150は同社が設立後に自主開発した初の全複合材高級公務用機だ。世界のシングルエンジンターボプロップ機の中で飛行速度が最も速いと称される同航空機は現在開発を加速しており、8機の受注を獲得している。予定では年末に初飛行を実現することになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月24日