「パパ!どこ行くの?」スポンサー権に過去最高3億元 (2)
ある業界関係者によると、親子や家庭というものは、テレビ視聴者の主流層に特に受け入れられるため、基本的にマイナス評価は出ない。これはブランドに協賛するスポンサーにとって非常に重要なことだ。
ある経済学者によると、「パパ!どこ行くの?」は娯楽番組として見られると同時に、家庭での父親の役割に注目させるという作用もあり、教育的意義も大きい。各種の娯楽が流行する時代にあって、このような楽しみながらためになる番組は、視聴者の目をより強く引きつけるものになるという。
またこの番組は、広告する商品を番組に絡ませる広告手法・プロダクトプレイスメントでも新たに多くの突破口を開いた。ある業界関係者によると、同番組のような屋外でのロケ番組では企業の製品がドラマの一部になりやすく、プロダクトプレイスメントとして商品を取り入れるチャンスが多くなるという。
また企業は視聴率にも注目する。ある統計データによると、先週金曜日に放映された第8回の視聴率は、全国の中心都市で5.2%に達し、今年の10時台の番組視聴率の中で最高だった。視聴率の高い番組は宣伝効果が高いので、企業は広告を出したがるものだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年12月4日