2004年に設立された「アジア新人賞」は数多くの映画界新人を励まし、多くの若い監督が「アジア新人賞」から業界に知られ、世界へ羽ばたく。例えば中国大陸の宁浩、萬馬才旦、高群書、中国台湾の林書宇など。今年のアジア新人賞は15映画がノミネートされ、中には中国や韓国、イラン、インド、日本の素晴らしい映画が「最優秀映画」、「最優秀監督賞」などを競う。
「0.5ミリ」
最優秀映画賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞の3賞にノミネート
監督:安藤桃子
主演:安藤サクラ、柄本明、坂田利夫
あらすじ:
俳優・奥田瑛二の長女で映画監督の安藤桃子が、実妹・安藤サクラを主演に起用した初の姉妹タッグ作品で、自身の介護経験から着想を得て書き下ろした小説を映画化した人間ドラマ。介護ヘルパーの山岸サワは、派遣先の家族から「冥土の土産におじいちゃんと寝てほしい」との依頼を受ける。しかしその当日、サワはある事件に巻き込まれ、家も金も仕事も全てを失ってしまう。人生の崖っぷちに立たされたサワは、訳ありの老人を見つけては介護を買って出る、押しかけヘルパーとして生きていくことになる……
「ぼんとリンちゃん」
最優秀女優賞、最優秀撮影賞にノミネート
監督:小林啓一
主演:佐倉絵麻、高杉真宙
あらすじ:
地方都市に住む四谷夏子(通称”ぼん”)は16歳と62ヶ月を自称する大学生。友田麟太郎(通称”リン”)とはBL(ボーイズラブ)の同人誌やアニメ、ゲーム等をこよなく愛する幼なじみだ。ふたりは東京にいったきり連絡が取れない親友のみゆちゃんを探すため東京にやってくる。ネットゲームで知り合った会田直人に協力してもらいみゆちゃんが彼氏と同棲している部屋へ向かうが……
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