年に一度の正月映画期間が12月に幕を開け、大小映画が一斉に上映される。昨年同期比で、今年の新作映画の数は急増し、30本余りに達した。大まかに1日一部、新作が飛び出す計算だ。面白いのは例年の正月映画は大作や巨匠監督の天下だったのが、今年はうって変わってお馴染みの監督は見当たらない。商業的な大作は通常より少なく、中規模から小規模のコメディ映画が凄まじい勢いで、若いイケメン集団が上位にきている。今年度の中国映画の興行収入は400億元(約7600億円)の大台を突破するか否か、最後の一か月における中国映画のラストスパートにかかっている。北京日報が伝えた。
コメディ映画が集結、再び盛り返すコメディアン
今年の夏期、国慶節(建国記念日、10月1日)それぞれの映画期間のコメディ映画は特にヒットし、ダークホースが次々と出現した。正月映画期間はまたコメディ映画の山で、更に全てが人気コメディアンの新作なので、興行収入のダークホースがまた現れるかも知れない。「不可思異」(Impossible)は王宝強(ワン・バオチャン)、小沈陽(シャオ・シェンヤン)、大鵬(ダーポン)の3人のコメディアンが集まり、王宝強の「イケてる赤ちゃん」のイメージは心に沁み込んでおり、小沈陽と大鵬は2人も趙本山(チャオ・ベンシャン)の弟子で、観客の受けがいいのは間違いない。
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