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外国人記者が話す中国語が「魔性」すぎて話題に

【中日対訳】 

人民網日本語版 2017年01月09日16:11

シリア駐在の特約記者ハサン・アッバスさんの話す中国語のイントネーションが魔性すぎると、最近ネットユーザーたちの間で話題となっている。あるネットユーザーは彼の報道をまとめた動画を作成したほどだ。揚子晩報が伝えた。

このまとめ動画のほとんどが「市民たちは長年戦争と隣り合わせでいつ命を落としてもおかしくない環境で暮らしている。1日も早く、安心して暮らせる日が来ることを彼らは心待ちにしている」や「現在、彼らはシリアに住むすべての人と同じ様に、ただシリアに以前のような平和が戻ってくることを願っている」といった内容で、これらの報道の最後は必ず「シリアからハサン・アッバスがお伝えしました」と同じように締めくくるのだが、その独特でユニークなイントネーションは、聞く者が思わずマネしたいと思わせるほどの魔性ぶりなのだ。

ハサン・アッバスさんの中国語を魔性と言うのは、やや不公平かもしれない。彼は鳳凰テレビの駐シリア特約記者であり、それ以前には北京語言大学で4年間中国語を学び、特約記者になる前まではシリア政府の報道機関で中国語の翻訳の仕事をしていたという。

ハサンさんは「海外の多くのメディアは、シリアの実情を報道しない。私は真実を中国の人々に伝えることは非常に価値のあることで、命よりも大事だと思っている」と言う。

シリアの実情を伝えるための日常的な取材には危険が伴うことも多い。ハサンさんのメディア仲間の中には、誘拐や暗殺された者も少なくない。彼自身も2016年1月に迫撃砲が被弾し、軽傷を負った。ハサンさんは「あの日、外出することは非常に危険だということは分かっていた。しかし、重要なニュースを伝えるチャンスを1つも失いたくないという思いから、外出することを決めた」と話した。取材を始めて30秒足らずで彼のわずか15メートル先で迫撃砲が爆発、ハサンさんはその爆発で腕に被弾して負傷した。ニュース制作後も、めまいと耳鳴りが続いたという。最近自分がネット上で話題となっていることを知ったハサンさんは喜び、ネットユーザーたちに新年の祝福を伝えている。(編集TK)

「人民網日本語版」2017年1月9日

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