煙霧天気によってもたらされる我々の健康上の危害を減らすために、どのような対策を講じるべきだろうか?中央テレビ局ニュースアプリ「新聞客戸端」が伝えた。
中国疾病コントロールセンターの王宇センター長は、この問題について、次のような見方を示した。
「室内のPM2.5濃度が、1立方メートルあたり75マイクログラム以下なら、比較的安全で、健康上の問題が起きる可能性は少ない。家族の中に、妊婦、児童および慢性的な呼吸器系疾患、冠動脈硬化症などの基礎疾患を患う人がいる場合は、室内のPM2.5濃度はできるだけ35マイクログラム以下に抑えるべきだ。室内に空気清浄機を設置することは非常に効果的で、日常の密閉空間でのPM2.5濃度を5割から7割ほど下げることができる。気密性が高い教室では、子供たちに新鮮な酸素が十分に行きわたるよう、ろ過されたクリーンで新しい空気を適宜補充する必要がある。使用する空気清浄器は、フィルタリング機能が付いた新しい空気を生み出すものが理想的だ。また、専門家は、『屋外で活動する場合は、マスクを着用するのが最善の方法だ。マスクは、防塵効果のあるものを選ぶこと。できればPM2.5遮断効果のあるものが良い』とアドバイスしている」。
「マスクは水洗いを避けるように。使い終わったら、清潔で乾燥した場所に保管すること。ビニール袋の中に乾燥剤と一緒に入れておくのが望ましい。また、1週間ほどでマスクは新しいものに交換した方が良い」。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年1月9日
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