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どの国の映画とも違う「味」のある日本映画(一) (2)

人民網日本語版 2017年01月11日11:59

中国と同じく、日本でも、人気小説や漫画を原作とする映画が数多く製作されており、映画館で上映されているほとんどの作品がその種に属し、ジャンルはロマンスとミステリーが人気だ。人気漫画を映画化したものには「セトウツミ」、「ヒメアノ〜ル」、「暗殺教室」、「オオカミ少女と黒王子」、「信長協奏曲」などがあり、人気小説を映画化したものには「世界から猫が消えたなら」、「64 ロクヨン」、「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」などがある。これらの映画には、人気アイドルなどが出演しており、原作のファンとアイドルのファンを両方抱え込むことで、確実にヒットさせるという共通の製作スタンスがある。

ヒット作品のお決まりの手法に従うというのは、時に、通常は多くの人が敬遠しがちな内容の作品を、より多くの人に見てもらうことのできる、手っ取り早い方法となる。「信長協奏曲」はその最も典型的な例で、漫画がドラマ化され、その後映画化されるという、お決まりの手法に従ってきた。そのストーリーは、勉強が苦手な高校生のサブローが、ひょんなことから戦国時代にタイムスリップしてしまい、織田信長として生きるというもの。新鮮で独特な視点で、歴史的な事件「本能寺の変」が描かれている。作中には、かわいらしいシーンや熱血な場面ばかりではなく、歴史というやや敬遠されがちな話題まで盛り込まれている。このような映画は、大ヒットして製作者が喜ぶだけでなく、見る人も楽しみながら、歴史の知識を得ることができ、商業、文化、娯楽、芸術の要素を満たす一石四鳥の存在になる。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年1月11日


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