2017年9月8日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

新着|政治|経済|社会|文化
中日|科学|動画|対訳|企画
Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

中国仕事事情 賃金アップ目指し転職 安定志向も多数 (2)

人民網日本語版 2017年01月11日08:27

調査によると、回答者の28.4%が「1回転職したことがある」と答え、33.6%が「2回」、14.0%が「3回」、8.0%が「3回以上」とし、「就職してから転職したことはない」と答えた人は14.7%だった。

転職がますます頻繁になっているのはなぜか。調査によると、回答者が最大の要因として挙げたのは、「よりよい待遇を得るため」で67.1%に上った。さらに調査を進めると、46.4%が「単純によりよい待遇を求めて転職する」とし、26.3%が「転職しない」とし、27.3%が「何とも言えない」とした。属性別にみると、「単純によりよい待遇を求めて転職する」の割合が最も高かったのは、在職年数別では在職3~5年の人、賃金別では月収3万元以上の人、地域別では北京・上海・広州・深センの人だった。

調査では、回答者の65.5%が「転職は賃金アップの有効な方法」と考えていることがわかった。さらに細かくみると、「非常に有効な方法」とした人は8.2%、「比較的有効な方法」とした人は57.3%で、「あまり有効でない」は19.3%、「効果がない」は2.3%、「何とも言えない」は12.9%だった。

▽77.5%が雇用単位に賃金アップ・昇進の合理的な制度構築による人材引き留めを希望

調査によると、転職を促すその他の要因として挙げられたのは、「賃金上昇が見込めない」(41.5%)、「昇進が見込めない」(38.8%)、「労働環境がよくない」(32.9%)、「自分のキャリアを豊かにするため」(28.5%)、「(今の職場では)学ぶものがない」(28.0%)、「年度末のボーナスや奨励金が少ない」(26.9%)、「重用されない」(24.9%)、「自分により合った仕事・環境を見つけるため」(23.2%)、「仕事がきつい」(19.8%)などだった。

転職する人は多いが、調査によれば、回答者の72.7%が「安定した仕事を望む」と答え、「何回も転職したい」とした人は12.2%にとどまった。属性別にみると、安定志向が最も強いのは、在職年数別では10年以上または3年以下の人、賃金別では月収8千元以下と1万5千~3万元の人、地域別では郷・鎮と農村の人だった。

雇用単位はどうすれば人材を引き留めることができるだろうか。調査によると、回答者が最も重要なカギと考えているのは、「賃金アップ・昇進の合理的な制度を構築すること」で77.5%に上り、このほか「個々人に見合った管理の実施」(58.1%)、「社員を適切なポジションにつけること」(53.8%)、「研修の強化、社員の成長・発展を大事にすること」(49.0%)、「企業文化の構築を重視すること」(25.8%)などが挙げられた。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年1月11日


【1】【2】

コメント

最新コメント

アクセスランキング