春節(旧正月、今年は1月28日)に合わせた7連休中、中国人は飲食・ショッピングに1000億ドル(11兆5000億円)以上(米国の感謝祭の約2倍)を消費し、ネット上では1秒当たり1000枚のペースで列車のチケットが購入されると見込まれている。春運(旧正月の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)期間中に桁はずれの数の人々が帰省して春節を過ごす中、その移動を陰でしっかりと支えるのが中国の卓越した組織能力だ。参考消息が米CNNのサイトの報道を引用して伝えた。
関連当局は、春運の1月13日から2月21日の40日間、中国全土では道路利用者数が延べ25億2000万人、鉄道乗客数が延べ3億5600万人、旅客機乗客が延べ5830万人、水運乗客数が延べ4350万人に達すると予想している。
昨年の春運期間中は、中国の旅客の平均移動距離は410キロだった。少なく感じるかもしれないが、全体で見ると計12億キロとなり、地球と土星の距離に匹敵。太陽との距離なら約8倍となる。
さらに、春運に移動する人の数は依然として増え続けており、今年はその数が前年比で2.2%増となると見込まれている。
ここ10年、中国の春運期間の交通関連のデータはほとんど毎年のように過去最高を更新している。
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