16年度QQ絵文字ビッグデータ　5年連続で「ドヤ顔」が1位 (5)

若い人ほど含みを持たせて絵文字を送信

中国の若者に最も人気のSNSであるQQの8億7700万人のユーザーのうち、90後（1990年代生まれ）が6割以上で、95後（1995年から1999年生まれ）と00後（2000年代生まれ）も急増中だ。

同報告は、年齢別の分析も行い、若いユーザーの絵文字を送信する時の傾向に迫っている。年齢別に見ると、90後、95後、00後のユーザーは、気分屋で、悲しんだり喜んだりするほか、いろんな意味が込められた「スマイル」や鼻をほじっている絵文字などをよく送信している。

絵文字はチャットをしている時の気分を表しており、バラエティに富んだ絵文字が送信されていることから、若者はチャットをする時に絵文字を使うのが好きで、複雑な気持ちを絵文字によって表現することに長けていることが分かる。例えば、使用率が非常に高い「スマイル」は本来の意味のほか、若い人の間では皮肉や冷めた気持ちを表現するのにも用いられている。