お祝いムードの大きな赤い提灯、素晴らしいパフォーマンス、オリジナルの風合いを伝える民族音楽の演奏など、2017年の旧暦新年(春節、今年は1月28日)を迎えるにあたり、「歓楽春節」と題したイベントを始め、さまざまな文化の盛典が華やかに行われ、海外に暮らす中国人は楽しく幸せな気持ちで故郷と同じような正月ムードを味わうことができた。また外国の人々にも中国文化の独特の魅力を体験する機会を提供することになった。人民日報海外版が伝えた。
ロシア 極東の都市ハバロフスクの文化宮で24日にイベントが行われた。提灯が飾られ、700人近くが入れる大ホールは満席だった。文化宮の外では中国人留学生による獅子舞のパフォーマンスが行われ、濃厚なお祝いムードが漂った。イベントは中国の民族楽器による「春節序曲」の演奏で幕を開け、琵琶のソロ「天山之春」、胡弓の合奏「賽馬」、民族楽器の合奏「金蛇狂舞」、中国の伝統的マジックや雑伎などの「中国風パフォーマンス」が次々上演され、満員の会場からは盛んに拍手と歓声が上がった。
ルーマニア 北京舞踏学院の教員と学生が24日、ルーマニアでの最後の公演を終了し、「歓楽春節」の一連のイベントはピークを迎えた。ルーマニアでは「歓楽春節」が5年にわたって行われており、今年のパフォーマンスでは同学院が重要な役割を担った。
ポルトガル 首都リスボンの中心にあるマルティンモニス広場で、大きな赤い提灯が高々とかけられた様子。浙江省の劇団、リスボンの中国語学校、現地の中国人団体、ポルトガルの文化団体などから集まった出演者たちが、21日に広場周辺の主要な通りでパフォーマンスを披露した。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年1月30日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn