国家観光局によると、2017年の春節(旧正月、今年は1月28日)連休期間に、全国で受け入れた観光客はのべ3億4400万人に上り、観光収入は4233億元(1元は約16.4円)に達した。海外に出かけた中国国民は約615万人で前年同期比約7%増加したという。中国新聞網が伝えた。
▽旅行の中味が多彩に 収入が増加続ける
今年の春節の7日間の連休観光市場の状況をみると、連休旅行の消費ニーズが目立って増加しており、旅行の中味がより豊富で多彩になり、各地の人々の間で旅行熱が高まり、観光客数も観光収入も増加し、年越し旅行がトレンドになりつつあることがわかる。
同局データセンターの総合的試算によると、17年の春節連休に全国で受け入れた観光客はのべ3億4400万人で同13.8%増加し、観光収入は4233億元で同15.9%増加した。
2022年冬季オリンピックの開催地が北京に決まったことから、氷や雪にちなんだ旅行の人気が高まり、北方の多くの地域で観光客数と観光収入が2けたの伸びを示した。また南方の大部分の地域は気候条件がよく出かけるのに適していることから、避寒旅行の行き先がこれまでの海南省一辺倒から南西地域の各省・自治区へと広がりをみせた。
▽家族で年越し旅行 連休初日の大晦日にピーク
家族旅行が多くの人の新たな年越しスタイルになっている。大晦日にあたる1月27日には、全国で旅行ラッシュのピークを迎え、受け入れ観光客数はのべ5050万人に上り、同10.4%増加し、観光収入は590億元で、同13.3%増加した。
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