専門家:人々の将来への期待に目を着けたビジネス
陝西省社会科学院の副研究員・謝雨鋒氏は、「恋愛や結婚をテーマにした保険は、保険会社が打ち出しているなら、結局は商業利益のため。ビジネスという観点から見れば、人々の将来への期待や好奇心に狙いを定めてマーケティングを行い注目を集めている。最大の利益を得るために、保険会社は市場調査、分析をしてから商品を打ち出しているはず。つまり、3年後にならないともらえないように設定されているということは、今の若者の恋愛は不安定ということ。また、このような保険が大きな話題になっているということは、近年、離婚率が上昇し、社会が急速に発展するにつれ、多くの若者がスピード結婚やスピード離婚をするようになっており、恋愛や結婚、家庭に対する責任感が欠けているという客観的な現実をも垣間見ることができる。この種の保険に加入するよりも、愛する人を大切にし、幸せな家庭生活が送れるように努力するほうがいい。恋愛を面白おかしく商業化したり娯楽化したりするというのは、私は適切でないと思う」との見方を示している。 (編集KN)
「人民網日本語版」2017年2月9日
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