中国茶葉博物館の呉暁力館長は取材に対して、「今回の茶会は20年の総括。2017年度の当館の対外交流の幕開けで、今年度、杭州で行われた日本や韓国の茶芸研修交流活動のほか、当館は英国、日本などでも、中国茶文化展やお茶文化交流を実施する」と紹介した。
茶芸を鑑賞する来場者
小笠原秀道家元によると、「シルクロードの重要な堅固な関所の1つ陽関がある、甘粛省敦煌市のゴビ沙漠でもお茶会を開催したことがある。そこは、中国と西洋の文化が交わる地点で、古代シルクロードにおいて非常に重要な場所だったという思いを抱いて、陽関でお茶会を行った」という。
小笠原秀道家元は、「お茶文化は、中国で長い歴史を誇る伝統文化で、日本の煎茶道文化と、共にさらに上を目指して歩むことができる」とし、「一帯一路(the belt and road)」構想の下、「共通の文化を共に伝えていければ」と話した。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年2月21日
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