マレーシアのLiow Tiong Lai運輸大臣は2月28日、クアラルンプールで、2014年に失踪したマレーシア航空370便の残骸2個が発見されたことを発表した。詳細は数日後に発表されるという。これで、見つかった残骸は27個となった。新華網が報じた。
運輸大臣によると、マレーシアはすでにインド洋沿岸のアフリカの国と了解覚書(MOU)を交わしている。MOUではアフリカの関連国に対して、岸に漂着した飛行機の残骸の捜索協力を求めている。
運輸大臣は、「アフリカで370便の残骸の可能性がある物品が見つかった場合、すぐにマレーシアに通知され、我々もすぐに捜索チームを派遣してその残骸を回収する。17年末までに、調査員は370便に関する最終報告をまとめる計画」としている。
14年3月8日、マレーシアのクアラルンプールから中国の北京市に向かっていたマレーシア航空370便が消息を絶った。機内には乗員乗客計239人が乗っていた。失踪後、中国とマレーシア、オーストラリアが南インド洋の12万平方キロメートルを捜索したものの、同機の行方は依然として分からず、事故原因は現在も不明のままだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月1日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn