3月1日は、韓国の日本からの独立運動記念日「三一節」98周年にあたる。この日、韓国各地で記念イベントが開催された。釜山では、約1千人の市民が集まり、「少女像を守る千の椅子」集会が開かれた。韓国各地では、慰安婦を象徴する少女像が次々と設置されている。韓国メディアの報道を引用して中国新聞網が伝えた。
釜山市民が集まって開かれたのは、「少女像を守る千の椅子」をテーマとした平和大会だった。1千人を上回る学生や市民が、慰安婦を象徴する紫色のプラカードを掲げ、集会に参加した。プラカードには、「少女像を守る」、「韓日協議は全面無効」などの文字があった。
今回の集会は、日本政府が少女像の撤去を韓国側に求め、韓国外交部も非公式でこのことに関する文書を地方自治体に送ったことに対して抗議するために開かれた。
市民たちは、「自分たちの力で少女像を守り、慰安婦協議の無効化を推し進める」としている。
集会終了後、参加者は日本領事館を一周するデモ行進を行い、日本政府に対して慰安婦問題に関して謝罪するよう求めた。現地警察は突発的な事故を防ぐため、日本領事館の周囲に約300人の警官を配備した。
一方、3月1日、大邱(テグ)市中区にある「2.28記念中央公園」前では、「平和少女像」の除幕式が行われた。少女像の大きさは台座部分を含め、長さ2メートル、幅1.6メートル、高さ1.23メートル。像の右側には、募金活動に参加した韓国市民2200人の名前が刻まれている。同日、安陽や麗水にも少女像が設置された。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年3月3日
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