2日から中国の全国両会(全国人民代表大会・全国人民政治協商会議)が始まり、複数のメディアのカメラを全てセットできるマルチカメラホルダー「アイアンマン」が開催地である人民大会堂に登場すると、参加者たちの間で大きな話題となった。光明網が報じた。
「アイアンマン」を考案したのは中国メディア・光明網で、ニュースの情報収集と発信を一体化し、記者一人だけが操作をすれば、動画やパノラマ、VR(バーチャルリアリティ)などの生中継、録画が全て行える。また、クラウドコンソールやクラウドストレージ、ストリーミングメディアシステムなどを通して、記者たちはボタン一つで パソコン端末、スマホのニュースアプリ、HTML5のWebページなど、異なるプラットホームにニュースや動画を同時に配信し、さまざまなメディアで常にニュースを同時発信することができる。
「アイアンマン」は16のプラットホームに3K解像度、4Mビット/秒の動画やVRを送ることができる。スマホのユーザーはアプリをダウンロードしなくても、スマホを通してVRでの生中継を見ることができる。また、光明網が独自に開発したマルチプラットホームクラウドアダプター技術を通して、ネットユーザーは微信(Wechat)などのSNSでVR生中継を視聴したり、シェアしたり、イベントに参加したりすることができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月3日
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