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中国人科学者、国際的な受賞ラッシュが続く

人民網日本語版 2017年03月07日14:47

米Society of Interventional Radiologyの2017年年次総会が4日から9日にかけて、米国の首都ワシントンで行われる。中国の東南大学付属中大病院院長の滕皋軍教授が、画像下治療の卓越した貢献により、米国の同業者2人と年間金賞を受賞した。中国大陸部の同分野の専門家としては初の栄誉となる。北京日報が伝えた。

中国人科学者による国際的な大賞の受賞ラッシュが近年続いている。中国科学院院士、チベット高原研究所研究員の姚檀棟氏は1月に、スウェーデン人類学・地理学会の「ベガ賞」を受賞した。チベット高原の氷河・環境の研究における貢献が認められ、中国人・アジア人科学者として初受賞を果たした。

また中国科学院国家天文台の惑星科学者である鄭永春氏は昨年5月、その惑星の科学研究および知識普及の貢献が認められ、アメリカ天文学会惑星科学部会のカール・セーガン賞を受賞した。

さらに中国中医科学院の屠■■氏(トゥ・ヨウヨウ、■は口へんに幼)が2015年10月、同年のノーベル生理学・医学賞を受賞しておる。屠氏は中国医薬の書物から啓発を受け、アルテミシニンの抽出方法を明らかにし、世界のマラリア治療に多大な貢献を成し遂げた。中国人科学者が中国本土で行った科学研究でノーベル賞を受賞するのはこれが初めてであり、中国科学界が今まで手にした最も影響力のある世界的な大賞でもある。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年3月7日

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