このところ、日本に住む中国人技能実習生たちが高い注目を集めている。在日本中国大使館領事部は本件に関し、これら実習生の権利を如何に守っていくか対策を検討中とした。では彼らの生活の実態とはどのようなものなのか。
4つのコンテナを組み合わせて建てられた2階建てのこの「建物」は、広島県のある裁縫工場の実習生寮。ここに暮らす中国人実習生によると、「この簡易住宅は、冬場は凍り付くように寒く、夏場は蒸し風呂のように暑い。工場のオーナーからは、ストーブや電気カーペットの使用を禁止されているため、冬場はペットボトルにお湯を注いで暖を取るしかない。更にひどいのは、トイレもキッチンもテレビもインターネット回線もないこの部屋の家賃が24万円もすること。一部の建築会社の実習生に至っては、罵倒されるだけでなく、ひどい時は殴られることすらある」と話す。日本に来る前はこの地を「天国」と思い込んでいたが、実際は「牢獄」のような暮らしを強いられているということだ。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年3月13日
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